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読書が好きで

門真市の図書館によく行くのですが

時間が無く行けないときは

読む本が無くて

家にある

源氏物語与謝野晶子訳)を

読むんだけど

これが、なかなか最後まで読めない

もっと現代語訳ならいけるかもしれないのだが

 

 

今回、読む本が無くて

久々に源氏物語、途中までなんだけど

読みました

 

帚木(ははきぎ)の巻

 

宮中で宿直中の光源氏の元に

三人の男性が集まって

女性論を繰り広げます

 

世にいう

雨夜の品定め

 

四人の男性とは

 

光源氏:帝の息子で左大臣の娘婿

超エリート

頭中将(とうのちゅうじょう):右大臣の娘婿で

お母様は帝の妹

超エリート

左馬頭(さまのかみ):宮中の馬に関する

役所の長官

エリート

藤式部丞(とうしきぶのじょう)

文官の礼式や行賞を司る省に勤める

一般的な身分の男性

 

 

この四人が

女性について

ああやこうやと言う訳です

 

光源氏の部屋に頭中将がやって来て

話が始まります

 

頭中将が言うには

(これならば完全だ、欠点が無い女は

少ないものであると)

 

(何もとりえのないのと、すべて完全で

ある女性は同じ程に少ない)

 

(上流に生まれた人は大事にされて

欠点も目立たないで済むので

その階級は別、中の階級に個性を

みせてもらえると思う

それから一段下の階級に

どんな女がいるかは、

まあ、私にはあまり興味がない)らしい

 

一段下で悪うございましたね

フン!こっちから願い下げだー

 

この方達、帝と血縁関係がある

超エリートなので

この二人の話は問題外

 

そこへ、

エリートの左馬頭と一般人の藤式部丞が

やって来て

ますます話が弾みます

 

この時代奥さんの他にも

女性がいて当たり前なので

みんなそれぞれに

ああだ、こうだと言う訳です

 

なかでも

左馬頭さん、この方、エリートで

光源氏には及ばないけど

かなりのイケメンで

背が高かったらしく

かなりモテモテ

女性遍歴もたいしたもので

 

彼が言うには

地位に相応なすぐれたお嬢さんなら

それは当然のことなので

別に驚かないし、

超エリートの社会のことは

僕には.わからないので省きますと

 

そして

 

中流の中で

これは!という女性と

浮名を流すのですが

 

この彼の結論が

(世間の人としてみれば無難でも、

妻にしょうと思うと合格するものは

見つからないものですよ)だそう

 

この時代、奥様は専業主婦で

夜な夜な男性が忍び寄ることも

許されていたので

 

なかなかいいセンスの妻なら

アイツ、俺の宿直中に浮気せえへんかな?

 

どことなく頼りなげで可愛い妻なら

アイツ、俺が頼んだ用事ちゃんと出来たかな?

 

 

しっかりものならいいかというと

 

卒なくこなすけど

化粧もせず

髪も後ろにひっめて

勘弁してよ、だそうで

 

まま合格かと思いきや

溜まった不満が爆発し

実家に帰らせて頂きます

勘弁してよー

 

だそう

 

そして、最終結論は

 

階級も容貌もどうでもいい

偏った性質でなければ

真面目で素直な安心の出来る人

妻にすればいいと

 

源氏物語って平安時代中期、1000年前に

書かれた小説で作者は

紫式部、女性なんですよ

紫式部が婚活カウウセラーなら

結構、凄腕カウンセラーになりそう

 

この、帚木の巻

男性四人の女性論

今でも通用する部分が多くて

 

読むとね、なんやとー!

ホンマ、なんやねん

えっらそうに

1000万くらい稼いでから言えー

男は1000年進歩ないんかー

腹が立つ部分もあるんだけど

 

男性の本音が

所々にでてくるので

一度読んでみてもいいかも

 

 

 

 

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